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スタッフブログ
2025.05.09
内窓(二重窓)工事~この冬スタッフ自宅の体験談~


こんにちは。
リノベーションの現場からです。
お家の断熱性を高めるため、窓の改修をしました。
元々の窓に内窓を追加する工事です。
内窓とは、文字通り部屋側にもう一つサッシを追加すること。二重窓ともいいます。
YKKやリクシルなどのメーカーから、専用品が売り出されていますので、
CMなどで見た方もいらっしゃると思います。
写真のお家は、壁には断熱材、窓には内窓と2つの断熱工事をしましたので、より暖かい家になりました。(断熱材についてはこの記事もご参照ください)
もう5月ですが、朝晩はヒヤッとしますので、この冬の寒さもまだ記憶に新しいところではないでしょうか。
しょうがないよねと思っておられるかもしれませんが、どんな家でもリノベーションで断熱効果を上げることはできるんですよ。
しかも手軽に。
正直、断熱材は壁を剥がす必要があるので工事が大掛かりになります。
でも、壁を壊さずにできる窓の断熱改修なら、住みながら、そして工期も短く、コストも抑えてできるんです。
とはいえ、窓だけで大丈夫なの?と不安を感じる方も、おられると思います。
結論から言いますと、窓だけでも効果を実感できるんです!
そこで、この記事では効果の高い2つの窓改修方法のメリット・デメリットと、その方法で取り付けた後の感想をお伝えしますので、最後までご覧くださいね。
窓を断熱改修する方法は主に2つ、
①サッシを追加する方法
②サッシを取り替える方法
があります。
他にもガラス部分だけ変える方法などもありますが、上記2つに効果が劣りますので省略します。
そして、それぞれのメリット・デメリットは、
①サッシを追加する方法
取付:室内側の今ある窓の枠部分にもう一つサッシを一組取り付ける
工事時間:最短1日〜(一窓1時間〜)
メリット:
・②のサッシ取替えより安い
・②のサッシ取替えより断熱効果と防音効果が高い
デメリット:
・窓を開ける時、2回開ける動作が必要になる
・元々結露があった場合は、サッシと追加したサッシの間に結露することがある(室内側には結露しにくい)
②サッシを取り換える方法
取付:元々のサッシ枠の上に新しいサッシを取り付ける
工事時間:最短1日〜(一窓半日〜)
メリット:
・①の内窓追加より見た目がスッキリお洒落、視界が通る
・①の内窓にはないトリプルサッシ(三層ガラス)まであり、窓の開け方も選べ、選択肢が豊富
・元々結露があった場合は、抑えることができる(結露の状況や、暖房や加湿器などの使用状況による)
デメリット:
・上からかぶせるので枠が少し大きくなり、その分多少ではあるがガラス部分が小さくなる
・ガラスが複層、三層と増えるごとに重くなるので、開閉も重くなる
.
私たちスタッフの家も一昨年に①のサッシを追加する方法で窓のリフォームをし1年が経ったので、その感想を聞きました。
スタッフMの家は、
・神奈川県
・築30年ほど
・断熱材が入っているか不明
・冬は外気と変わらないんじゃない?!というほど寒かった
と言います。
・内窓設置前:スタッフ自身はエアコンの暖房温度20℃が好みだけど、気付くと家族が26℃や27℃に変更していたそうです。
家族それぞれ体感温度も体質も違うので、これはよくある話だと思います。
ちなみに、筆者は26℃設定をしていたので、暖房で20℃ってあるんだとビックリしていたんですが、環境省の推奨室温(設定温度ではない)は20℃だそうです。
実際に20℃設定にしている家庭は18%で一番多く、26℃設定は7%、20℃から25℃までにしている家庭が大半ということです。(令和4年度)
・内窓設置後:一昨年の秋口にふと、そういえばまだフリース出してないね、と子供と話していて気が付いたそう。
そして、冬を越しましたが、暖房20℃から誰も上げなくなったそうです。
みんなが設定20℃で快適だと感じるくらい断熱効果があったんですね。
それと共に防音効果もあり、外の音が聞こえにくくなったそうです。
・さらに去年からガスファンヒーターを使うようになって、設定20℃にしていたらみんな薄着になり始め、ソファで寝落ちすることも多くなりました。
快適すぎるということで、慌てて18℃設定に下げたそうです。
そして、設定温度が低いからか、気密が低いからか、ガスファンヒーターでも結露はしなかったそうです。(ちなみに、ガスファンヒーターは燃焼時に水蒸気が出るため結露しやすい暖房機器です。しかも、室温を上げると外気との差によってさらに露が発生しやすくなるので気を付けてくださいね。)
結果、スタッフはやってよかったよーと言っていました。
これほど快適になるなら、窓リフォームは価値があると思いませんか。
結果的に設定温度が下がり、使用時間が減りますので、光熱費も下がります。
環境省によると、設定温度が一度下がると10%消費電力が削減できるそうです。
昨今の物価高、毎月の固定費が減らせるのは嬉しいかぎり。
今なら、窓リノベ補助金があるのでよりおトクにリフォームできる場合が多いですし、季節的にも暑い夏までに行える春がいい時期ですよ!
各補助金には限度額があり、秋以降申請しても受け付けられない場合もありますので、迷っている方はお早めにご相談ください。
先進的窓リノベ補助金額は、工事の内容、対象製品の性能とサイズにより異なりますが、最大50%相当になることもあります。
その他、子育てグリーン補助金、給湯省エネ補助金など組み合わせ出来るものもございますので、併せてご相談くだされば、最適なご提案をいたします。
スタッフが住み心地を直接お話することもでき、質問もしていただけますので、045-442-7461までお気軽にお電話くださいね。
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”買い物は投票”といいます。
一生に一度か二度しかない家づくり。
どんな工務店に頼むのがいいと思いますか。
安さ重視でしょうか。
それとも、技術重視でしょうか。
私たちは、建てたときの状況をよく知り、何かあった時にすぐ話を聞いてもらえる施工者に頼んで欲しいと思っています。
つまり、信頼できる会社です。
その工務店と繋がりつづけるということは、不具合が出てきた時も、相談してみたいことが出てきた時も、「ちょっと電話して聞いてみよう」と気軽に連絡できるところがあるということです。
専門家に答えてもらえるという安心感があり、やみくもに不安にならずに済むのです。
そして、往々にして誠実な対応をしてくれる工務店の見積りは適正価格です。
最安値ではないのです。
安さはとても魅力的ですが、信頼できるかどうかを最重要視することをおススメします。
私たちは、1回限りではなく長いお付き合いを望んでいますので、信用を失うようなしつこい営業や、手抜き工事はしておりません。
また、工事中だけでなく完成後も真摯な対応をすることを信条としています。
さらに、良い職人や現場監理による適正価格のご提示をお約束いたしますので、ご安心ください。
毎日お客さまから、感謝の言葉が添えられたメールが送られてきます。
「迅速かつご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。」
「ご解説ありがとうございました。いつもながら、大変よく分かりました。引続き伴走していただけますととても心強いです。」
常にそんな風景をみている事務スタッフの私は、居住地(京都)で工事をしてくれるなら、ライブハウスの小松、松田に頼みたかったと本気で思っているほどです。
現場見学や資料請求などお問合わせはこちらか、お電話 045-442-7461 までお気軽にどうぞ。お待ちしております。
公式LINEからでも、ご質問くださいね。