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2023.08.29

外壁をしっくい塗りにするメリット・デメリット

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しっくい仕上げをする左官屋さん



こんにちは。木更津市の新築現場からです。

無添加住宅外壁も仕上げは漆喰塗りです。上の写真、下地のグレーのモルタル漆喰の上に白の漆喰を塗っています。
モルタル漆喰は仕上げの漆喰のひび割れを防ぐ下塗りです。
モルタル漆喰の乾燥を待ってから、漆喰で仕上げていきますので、工期がかかるのがデメリット


白が漆喰、グレーがモルタル漆喰
ハケで角を丁寧に仕上げます



しかし、メリットの方が多くあります。
漆喰は耐久性が高く現存する日本の古いお城にも使われているほどで、30年以上塗り替える必要がないこと。
さらに、通気性を保ち壁内部の湿気を逃がすので家が長持ちすること、
また、無添加住宅の漆喰は自然素材なので破棄する際も安全なこともメリットになります。
の最大のメリットは、太陽光(赤外線)を反射し、外壁に熱をため込まないのでサイディングの家より室内に熱が伝わりにくいことが挙げられます。日差しの強いギリシャの外壁が漆喰なのも頷けますね。

ちなみに、無添加住宅では漆喰だけでなく屋根にも涼しく暮らせる工夫があり、光熱費の削減に一役買っています。

外壁の漆喰はコケや黒ずみなどが気になることもありますが、構造上は問題ありません。
川や畑など自然に近い、お隣との距離が近い、などお住まいの周辺環境により現れることがありますが、無添加住宅を選ばれるお客様は、経年変化で古城のように雰囲気が出たとお感じになられる方が多いようです。

気になった場合は水で洗浄し、水で落ちない場合または予防として、洗浄効果・撥水効果・防汚効果のある「そとかべバリア」の塗布をおすすめしており、弊社でも漆喰自体の塗り替えは稀です。

何もせず白いまま何十年と保っているお家もありますので、周辺環境によると思っていただければと思います。うちの場所はどうかしら、などご質問はご遠慮なくお問い合わせくださいね。

つまり、無添加住宅の漆喰塗りの外壁は、メンテナンス費用や光熱費を抑え、家を長持ちさせ、環境にも良いのです。

以上は、無添加住宅のオリジナルしっくいのメリット・デメリットです。
漆喰と一言でいっても色々な品質の漆喰が販売・施工されていますので、ご注意くださいね。

無添加住宅オリジナルしっくいは、ショールーム無添加住宅リノベーションスタジオでご覧いただけます。
室内の空気の違いを感じていただけると思いますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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